街中がPayPay

 

先日、遅ればせながらPayPayデビューした。

いつも豆を買っているコーヒー店が導入したのがきっかけだ。

使い勝手としては、正直なところタッチして使うだけのFelicaに劣る。

作業数が多い点は、たまにはよくても、いずれイライラするかもしれない。

私は、「電子マネー社会は年寄りに冷たい」などと筋違いな主張をする鳥越俊太郎は許さない。

Felicaなら実に簡単だ。むしろ、レジでノロノロして冷たい視線を浴びる年寄りを守ってくれるアイテムだ。

「おじいちゃん、スマホをタッチすればいいんですよ。お金はチャージしておきましたからね」。これで済む。

上限が決まっているから詐欺に合う心配もない。

だが、PayPayに関して言うなら、確かに年寄りにはややハードルは高いかもしれない。

支払いにおいて「作業」を覚えるのではでなく、QRコードを読み取ることの「意味」を考えないといけない。

支払方法が2種類あるのも大変だ。

年寄りはさておき、人間、面倒な作業を上回る利便性があるなら使うという話。

それがキャンペーン中の20%キャッシュバックと、キャンペーンが終わってからも続く高ポイント付与。

ポストペイ型電子マネーでもあり、プリペイド型電子マネーでもあるという、PayPayの自由さはいいかもしれない。

さて、改めて昨日、近所の商店街を歩いてみた。

特になんてことのないアーケード商店街。少し歩けば、都内でも最大級の商店街がふたつもあるが、それらと比べればごくこじんまりとした商店街。

だが、驚いた。結構「PayPay使えます」のステッカーだらけだ。

クレジットカードがすでに使える焼肉店にステッカーが貼ってあっても、それほどの価値は感じない。

だが、格安千円カットのお店にステッカー貼ってあったのには心底驚愕した。

千円カットなんて、本当に現金商売じゃないの? 手数料を支払うぐらいなら、顧客に還元する商売だったろう?

このたび1,200円に値上がりしたQBハウスも、この点以前から徹底していた。

最近では、駅ナカやモールに入っている店舗が増えたので、交通系電子マネーが使えるお店も多くなったが、でも全体から見れば一部だ。

商店街の千円カットは、いまどき本当に千円。税込み。

なのにPayPay導入だって?

凄いです。もう、私もここに通います。

20%還元キャンペーン終了後も、Yahoo!カードからチャージをして使う私の場合、千円払って15円のバックがあるわけだ。これはすごくないでしょうか。

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