お昼は安く、ボリュームのあるものを家で食べるのがライター心得。
そして、夜はちゃんと作るのだが、ひとりの昼はできるだけ手を抜く。でも、まずいものはイヤ。
こんな私にぴったりなのが、レトルトカレーの改造。
レトルトカレーもピンキリあるが、500円もするようなカレーを食べるのはNG。
いっそ、もっとも底辺のカレーをおいしく食べてみる。今日はハウスの「咖喱屋カレー」。100円しない。
高いレトルトと比べたときの、安いレトルトの特徴は何か。
- やたら粘度が高い
- 量が少ない
- カレー風味に欠ける
ということは、これをすべて解消すればおいしくなるわけ。量を増やし、粘度を下げ、カレー風味をしっかり付けてやればいい。
まず、カレー粉を煎る。
私はオリジナルスパイス調合によるカレーをよく作る。評判はおおむねいい。
だからいつもスパイスはたくさんストックしてある。これを鍋底で、空煎りする。
今日はベースとなるS&Bの赤缶に、次のスパイスを加える。
- コリアンダー
- クミン
- カルダモン
- ターメリック
- パプリカ
加えるスパイスは適当。カルダモンは大事な香りがするが、入れすぎないように。
ターメリックやパプリカは味はないが、エスニック感を確実に増す。ターメリックも入れすぎると苦い。
水分が抜けたら、桃屋のきざみにんにくを加える。
にんにくに火を通したら、豆乳を注ぐ。
豆乳を入れるとマイルドになるが、必ずしもマイルド味にしたいわけではなくて、入れる最大の理由はカレーの量を増やすことだ。
また、レトルトの粘度を下げるためと、塩味を薄めるためもある。
量を増やすのは、水ではダメ。牛乳でも構わないが、豆乳が一番いい。
最後にレトルトカレーを封を切って加え、温めて完成。
レトルトカレーを食べるときはだいたい、温泉卵を付けている。今日は熱湯を注いで20分、綺麗にできた。
いただきます。
ボリュームもあり、レトルト特有の変な風味もなく、非常に旨いです。
しかも辛さもしっかり残っている。
ごちそうさまでした。
カレーで元気になって、午後の仕事も頑張ります。