カレコ・カーシェアリングクラブはサービスがきめ細やか。どんなカーライフにもピッタリ




交通便利な都市在住の人なら、マイカーはなくても生活できます。

クルマで外出したいのなら、カーシェアがあります。

カーシェア業者もいろいろありますが、会員になれば使えます。

数ある業者の中から、ステーション急増中のカレコ・カーシェアリングクラブをご紹介します。

カレコ・カーシェアリングクラブとは?

カレコ・カーシェアリングクラブは、業界第3位のカーシェアで、三井不動産系です。

コインパーキングのリパーク駐車場と一体化した経営が強みで、特に首都圏において、リパーク駐車場に次々ステーションを設置しています。

これは、タイムズ駐車場にステーションを作っている、カーシェア界の巨人・タイムズカーシェアと同じ手法です。

東京をはじめとする首都圏以外はややステーションが少ないので、旅行や出張の際に利用する機会は少ないかもしれません。

その中では、那覇に3か所あるのが目立ちます。こちらではレンタカーの替わりになりそうです。

京阪神に関しては徐々に増えていますので、お近くにステーションのある方も多いでしょう。

カレコなら入会してすぐ車に乗れる!

カーシェア業界1位のタイムズカーシェア、2位のオリックスカーシェアの欠点は、ICカード(会員証)がないとカーシェアの開錠・施錠ができないこと。

開錠に必要なICカードが届くまで1週間程度掛かってしまいます。

無人のステーションから出発するカーシェアは、クルマのキーがクルマの中に格納されていますので、キーを使わない開錠の手順が必須です。

この点、カレコはスマートフォンのアプリで施錠・開錠ができますので、ICカードは不要です。カード不要なので、発行手数料も不要です。

この特性がフルに活用されるのが入会時です。カレコは、午後3時までの申込みなら、Webから入会して、その日のうちに利用ができます。

カレコの料金体系は一味違う!

カレコは、他社と比べてユニークな料金体系を持っています。

ヘビーユーザーから、年1回利用のユーザーまで、さまざまなニーズに応えてくれます。

タイムズなど、他にメインのカーシェアを使っている人のサブカーシェアとしても便利です。

カレコの料金プランはお得!

カーシェアの料金プランは、短時間利用と、長距離パックの2本立てが普通です。

短い時間については、他社が15分単位のところ、カレコは10分単位です。

コンパクトカーに乗るコンパクトクラスは、10分130円。1時間使ったときの780円は業界最低水準です。

「20分」「1時間20分」などの利用の際、カレコなら微妙に得をすることもあります。

時間プランの場合、予約した時間にかかわらず、使った時間しか課金されないのもメリットです。

この方式は、タイムズと同じです。オリックスの場合、事前に予約した時間分、課金されてしまいます。

カレコは、6時間パックや12時間パックも安くなっています。

6時間パックは、コンパクトクラスおよびミドルクラスで3,800円です。距離料金無料なので、これを加味すると3,500円のオリックスより実質安くなります。

タイムズは、カレコと同様距離料金なしですが、4,020円です。

12時間パックは5,300円(コンパクトクラスの場合)で、オリックスより100円高いだけです。

6時間を超える利用の場合、1km16円の距離料金が加算されます。

なおカレコの場合、「○時間パック」と指定して予約をする必要はありません。

予約の際に入力するのは、利用開始時刻と返却予定時刻だけです。もっとも安いプランが自動で適用されるわけです。

(コンパクトクラスのベーシックプラン料金)

  • 10分130円
  • 6時間パック3,800円
  • 12時間パック5,300円(プラス距離料金1km16円)

平日格安のプランがある

カレコは料金設定が安価なだけではなく、プランのバリエーションに富んでいます。

会員種別として平日プランを選ぶと、平日は格安に乗れます。

(コンパクトクラスの場合)

  • 10分80円
  • 6時間パック2,800円
  • 12時間パック4,500円(プラス距離料金1km16円)

ただし、平日会員が休日に乗る際の料金は大変割高になります。

平日会員の場合、休日は他のカーシェアを使ったほうがいいでしょう。

dカーシェアならば、独自料金でいつものカレコのクルマに乗ることもできます。

月会費無料プランもある

たまにカーシェアを使う程度の人には、わずか980円とはいえ、毎月支払う月会費はもったいないもの。

毎月乗っていれば実質無料となる月会費ですが、乗らない月に発生するのです。

カレコなら、月会費無料の会員プランがあり、しかも通常の会員と比べて実際に使う際の料金がそれほど高くありません。

またこのプランの場合、レンタカーのように一度だけ使うこともできるわけです。

(コンパクトクラスの場合)

  • 10分160円
  • 6時間パック4,600円
  • 12時間パック6,400円(プラス距離料金1km18円)

年間契約割引も

それから月会費ではなく、年会費を支払う方法もあります。

月会費無料プラン以外ならこちらに切り替えることができ、年間に4,800円支払うと月会費は不要です。

月会費のように料金に充当してくれる仕組みはありません。

乗る月と、乗らない月とがはっきりしている人には向いているでしょう。

カレコ・カーシェアリングクラブの注意点

料金の安いカレコ、距離料金についてひとつ注意すべき点があります。

6時間パックの予約だけの場合、距離料金は発生しません。

問題は、6時間パックに加えて、短い時間の予約を追加する際です。この場合、すべての時間に対して距離料金が発生してしまいます。

タイムズの場合、6時間パックなら距離料金はまったく発生しないので、違うルールになっています。

カレコのこの料金について納得しづらいのは、6時間プラス数時間の予約をして、結果的に6時間以内に帰ってきた場合にあります。

料金は6時間パックだけでいいのですが、距離料金が発生するのです。

料金をわかりやすくするカレコの特性が、思わぬところで欠点を生んでいます。

カレコならチャイルドシート装備車がある

カーシェア業界では後発のカレコは、カーシェアのサービスアップに努めています。

無人のステーションから出発するカーシェアでは、通常はチャイルドシートは装備されていません。

ジュニアシートなら付いていますが、赤ちゃんとお出かけする場合には、チャイルドシートを入手する必要があります。

この点カレコなら、チャイルドシート装備車を、台数は少ないものの用意しています。

もうひとつ、系列の「三井のリハウス」等で、無料で貸し出してくれるサービスもあります。

一度三井のリハウスに出向いてチャイルドシートを借り、再度自宅に戻る必要はありますが、お金を掛けなくて済むのは助かるでしょう。

ステーションによっては自転車が置ける

かゆい所に手が届くカレコの場合は、自転車を置いていいルールのステーションもあります。

カーシェアのステーションは通常、自転車を置きっぱなしにしてはいけないルールになっています。

やや遠くのステーションに自転車で出向いて、クルマに乗り換えるということは原則できないのですが、カレコならできる場合があるのです。

Tポイント

カレコの会員は、Tポイントを事前にセットしておくと、利用でTポイントが貯まります。

利用料金200円について1ポイントです。

セットには、Yahoo!JAPAN IDが必要です。

まとめ

カーシェアは、一度使ってみると手放せなくなる便利なアイテムです。

カーシェアの中でも、独自サービスに努めているカレコ・カーシェアリングクラブ。

試しに使えるのでハードルも低いです。

カレコで快適なカーライフを!





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