2018年10月から、「モアタイムシステム」という新しい銀行振込みシステムが稼働しています。
システム改修が済んでいないみずほ銀行など一部不参加の銀行もあるものの、多くの銀行で、時間と曜日を問わない振込みができるようになっています。
理屈では、すべての貸金業者が、対応する銀行口座を持っている利用者に対して、即時に振り込むことが可能となっているのです。
ですが現実はそこまで進んでいません。消費者金融で、夕方・深夜や土日に振込可能なのは、大手に限られます。
大手でもアイフルなど、未対応の業者もあります。
キャッシングというと、消費者金融の次に便利なのが、実はクレジットカード。キャッシング枠があれば、限度額の範囲でお金が借りられます。
一部のクレジットカードの場合、系列のネット銀行に対して24時間365日振込を実施しています。
意外と地味な話かもしれませんが、知っておいて損はしません。
次の組み合わせです。
- 楽天カードから楽天銀行に振込み
- イオンカードからイオン銀行に振込み
どちらのクレジットカードも、系列の銀行を引き落としに使うのが、実力を最大限に発揮する方法です。
別の銀行口座を引き落としに使ってもいいのですが、系列だとサービスが行き届いています。
ネット銀行は他にもたくさんあります。
そして、銀行系列のクレジットカードを発行していることも多いです。クレジットカードと銀行の組み合わせがあるわけです。
ですが、その組み合わせのすべてが24時間365日振込に対応しているわけではありません。
カードも銀行もメジャーな2系列ならではの対応といえるかもしれません。
土日や深夜にも振込みをしてくれると、こんな利便性があります。
- 引き落としが翌日だというときに、あらかじめ口座に準備をしておける
- ネットキャッシングで借り入れたお金を、他人に振り込むことができる
- 現金が必要な場合でも、振込手数料が掛からないため、カードを直接ATMで借り入れる場合より有利
どちらのクレジットカードも、キャッシング枠のない状態からすぐ貸してくれるという迅速さはありません。
もしものときのため、少額のキャッシング枠はあらかじめ付けておくのがいいでしょう。
特にイオンカードの場合、貸金業法の「総量規制」の適用されないイオン銀行が、利用者の希望によらずキャッシング枠を付けます。
このため、カード申込時には「キャッシング枠」の金額希望欄がありません。
一般的にはクレジットカードのキャッシング枠を持てない、専業主婦でもキャッシング枠を合法的に持てる可能性があります。
他には、エポスカードのキャッシングも優れています。
キャッシングはエポスカードがあればいい？消費者金融を上回る実力を味わうべし