我が家のデスクトップパソコンが無事蘇った。
それに合わせ断線気味の有線マウスを捨てて、無線マウスを新たにヤマダ電機で買ってきた。
家内がヤマダ電機のクレジットカードを持っているので、いつも決済を依頼している。
今回もいつものように決済してもらったのだが、しかしレジのそばにはQRコード決済を初め、多くの決済方法が紹介されている。
うん? ひょっとしてPayPayで払ったほうが良かったのではないか?
このカード、本当に必要なのか?
そう思ったので、ヤマダ電機での決済方法を洗い直してみます。
ヤマダLABI ANAカード
家内が持っている、ヤマダのハウスカードである。
名称にバラツキがあるのだが、正式には「ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」という長いものらしい。
UCマスターカード提携の「ヤマダLABIカード」もあるが、セゾンアメックスのほうに現在注力している。
年会費は実質無料(年に一度利用すれば請求されない)。
セゾンのアメックス提携カードであり、ANAマイレージクラブ提携カードである。
多機能だが、実際のところ大した使い方はしていない。
ヤマダに行ったときだけこのカードを出し、貯まったヤマダポイントを都度代金に充当している。
「ANAは使わないから・・・」と思って手を出さない人もいそうだが、ANA関係は無視しても構わない。
自分で持っていないため、あまり関心のないカードだったのだが、このたび改めて調べると、結構すごい実力で驚いた。
なんとヤマダ電機でポイント還元10.5%だ。ああ、これは解約したらいけない。
Paypayも楽天ペイも到底及ばない数字。
JR東日本と組んでいる、ビッグカメラSuicaカードならば、実力を知っている。
ライバル、ヤマダ電機もさすがだ。
そしてこのカード、ヤマダ以外でもどんどん使っていいのではないか。
なにしろ、ヤマダ以外でも還元率1.0%なのである。
セゾンの永久不滅ポイントが0.5%、ヤマダポイントが0.5%という内訳。
この還元率なら、楽天カードやオリコカードザポイントなど、還元率の高いカードの替わりにだって使える。
ローソンやファミリーマートでもって、ハウスカードが大して得でないことを見てきたが、家電業界は別。汎用カードを凌駕している。
私が今年まで持っていた、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードと比べてみればいい。
こちらは還元率が0.5%しかなかった。なんだそれなら、私もヤマダのカードを持っていたほうがよかったではないか。
特典をよく自覚してヤマダLABI ANAカードを持っている人は、セゾンの一般カードを持っている人をハナで笑っていそうだ。
ここでハタと気づく。家内は無頓着だが、このヤマダLABI ANAカードを使っているのだから、家内にも「永久不滅ポイント」が貯まっているのではないだろうか?
還元率10.5%のうちの、0.5%のほうである。
幸い永久不滅なのでほったらかしていても失効はしないが、そもそもこの存在を認知していないのでは。実際そうだった。
会員用WebサイトのセゾンNetアンサーに新規登録して確かめると、164ポイントあった。
200ポイント貯まると、ヤマダポイント1,000ポイント(1,000円相当)に替えられる。だからすでに820円の価値がひそかに積み立てられていたのである。
もし、永久不滅ポイントが1,000貯まっていれば、これはヤマダポイント5,000ではなく、ボーナスがついて6,000ポイントになる。
というわけで、大変侮れないカードであった。
街でも使ったらよさそうだが、家内によると楽天カードを使うからいいって。まあ、それはそれでよし。
ヤマダ電機でのQRコード決済
ヤマダ電機では、ハウスカードが一番いいということがわかった。
だが、それ以外の支払い方は?
まずQRコード決済から。
- PayPay
- LINE Pay
- メルペイ
- au PAY
以上。
楽天ペイもd払いもなくて、やや偏り気味。
さて、QRコード決済は2020年に還元率が暴落した。ヤフーカードをセットしたPayPayであれば、還元率0.5%に過ぎない。
ヤマダポイントカードを別途出せば、0.5%上乗せ。
いずれにしても、ハウスカードの還元率には遠く及ばない。
ヤマダ電機での電子マネー決済
QRコード決済は導入しているヤマダ電機だが、交通系やiDなどの電子マネーは一切対応なし。
これは不思議。
デビットカードやKyashなど、クレジットカードのシステムを使うカードならばOK。
というわけで、年に一度でもヤマダを使う人なら、街やWebでも便利な年会費実質無料のヤマダLABI ANAカードをお勧めします。
ただし現在、入会キャンペーンはやっていない。