キャッシュレス還元店舗の少なさを嘆く

消費税増税とともに始まる5%のキャッシュレス還元。

これがあるから、増税後のほうがむしろいいやなどと一時は思っていた。

だが、対象店舗を実際に調べてみると、あまりの少なさに衝撃。いくら中小企業対象とはいえ。

これで政権批判に矛先を向ける気はないけども、いささか看板倒れだ。

まず、パソコンを買いたいと思っているのだが、秋葉原付近で電機店の検索をしてみる。

しかしまあ、ありはしない。いかにパソコンなどの家電が大手に占められているのかよくわかる。

パソコンで還元を受けるのはあきらめた。

だいたい、パソコン店ではなくモバイルショップだが、使える決済方法が交通系電子マネーだけだったりして。

還元受けようというなら、QRコード決済ぐらい入れようや。

楽天カードのキャンペーンで、「エディオンで楽天ペイ(楽天カードとセット)を使うとポイント10倍」なんていうほうがずっと助かる。

エディオンと聞いても、東日本ではなんだそらという人が多いかもしれないが、石丸電気の成れの果てである。でっかいわあ。

うちの近所で調べてみても、状況は同じ。本当に少ない。

CoCo壱番屋がヒットするくらいだ。もっとも、チェーン店だから2%還元。

PASMOでも還元を受けるために登録を済ませたところだが、これじゃ役には立たなさそうだ。

中には還元が受けられるけれども、決済方法が「J-Debit」のみなんて店まで。

まだ生きてるのかJ-Debit。使われてるのかJ-Debit。

今流行っている、クレジットカードに準じたデビットカードとは違って、銀行のキャッシュカードをそのまま使うデビットカード。

こんな店、誰が行くか。銀行に金がなきゃ使えない決済手段を、キャッシュレスとは認めないぞ。

本屋やCDショップも少ない。これもまた、大手が出張っている領域だから。

でも、メジャーどころの本屋では、紀伊国屋書店、くまざわ書店、福家書店は対象になっている。

決済手段が、紀伊国屋は交通系だけ、くまざわ、福家は楽天Edyだけというのがちょっとアレだが。

というわけで結論としては、だいたいにおいて駆け込み需要のほうがよさそうですね。

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