吉野家でTポイントの終焉を思う

10月1日は裁判の期日。私は原告。ライターからクライアントへの金銭請求。

東京簡易裁判所に出かける。

裁判については追ってネタにするかもしれないが、今日はこの話ではない。

そもそも裁判、なにも進んでいないし。被告、出廷するなら答弁書ぐらい出しておけ。

朝食を吉野家で食べた話。

私は松屋派なのだが、珍しく吉野家へ。

味がどうこうではなく、キャッシュレス時代の吉野家が現状どうなっているのか、自分の目で確かめておこうと思ったのである。

よく考えたら、並びにあった松屋でd払いを使えば、現在20%還元中。そちらのほうがよかった気もしないでもない。

ともかく、お会計。

吉野家でPaypayが使えるようになったというのは知っている。ちゃんとステッカーも貼ってある。

珍しく今日は、普段持ち歩かないYahoo!カードを持っている。これは、5%還元の飲食店に入る機会があったときに、そのお店が「JCBカード(と、アメックス、ダイナース)」のみが還元対象だということがあり得る。その対策で。

今持っているJCBカード、これしかないのだ。

さて吉野家は、モバイルTポイント対象外。だからTポイント現物が必要。

TポイントのついたYahoo!カードを渡して、カードリーダーで読み取ってもらう。

次にPaypayを提示して、決済。

Paypayアプリには、モバイルTカードが付いているのだけど。

実になんとも、不思議な使い方。ポイントの提示と、決済の方法とが逆転している印象を受ける。

「モバイルのポイントを付けてもらって、カード払い」だったら腑に落ちるけど。

私が生きているのはなに時代?

レシートを見ると、付与ポイントは「1」。

税込390円の会計で1ポイントか・・・

Tポイントは、200円の会計ごとに1ポイント。端数を切り捨てた結果、なにも間違ってはいないのだが、非常に釈然としない。

こんなの、出さなくても全然いい。

店員の「Tポイントお持ちですか」という問いかけに対し、首を振る手間よりは楽かという程度だ。

要はTポイントの基本還元率が低すぎる(0.5%)ということ。

この点からも、Tポイントがすでに終わったコンテンツであることが読み取れる。

「TT兄弟」をdポイントに獲られている時点でダメだけど。

ひと昔前までは、「ポイント付ければ、付けないより得」だという、消費者心理に訴えかけていたのがTポイントだったということ。紙のポイントカードとまったく同じ。

そういう時代は終わった。今は、選ばれしキャッシュレサーが、ポイント還元率をすばやく計算し、アプリを切り替えて、「具体的にいくらポイントを付けた」と判断する高度な時代なのだ。

モバイルだったら、持ち歩く手間はないから、1ポイントしか付かなくても別にいい。でも現物を見せておいてこのザマ、なんだかな。

メガ盛りで業績回復の吉野家さん、悪いことは言わない。Tポイントはやめましょうや。

やめてdポイントか楽天スーパーポイントに切り替えよう。

今後、「吉野家がモバイルTカードを導入する」という可能性だってなくはないが、今さら意味のない投資だと思う。やめようやめよう。

ちなみに、d払いをよく使ったおかげで、9月30日にdポイント(期間限定)がまたドンと計上されている。

早速このdポイントを使って、有楽町のマックでこの記事を書いております。

(※ その後吉野家、モバイルTポイントに対応しています)

コメントする