Yahoo!カードからメールが来た。
<クレジットポイントの一部変更についてのお知らせ>とのことだ。なになに。
内容を見て、ガーン。
今まで1.0%付いていた、PayPayとセットした際のYahoo!カードのポイントがゼロになるのだ。2月から。
もうひとつ、nanacoへのチャージの際についていた0.5%も廃止になるそうだが、これは使っていなかったから私には特に関係ない。
いや、困るな。人をPayPay中毒にしておいて今さら。これで2段階のポイントダウン。
PayPayで付くポイントだけだと、Suica(JR東日本系カードとセットのとき)と同じ1.5%となる。一緒だったら、タッチだけで済むSuicaのほうがはるかに楽だ。
公共料金の支払いもPayPayにチャージしてからできるのであるが、現行の2.5%が、1.5%に落ちるわけだ。
Yahoo!カードもキャンペーンで大盤振る舞いし過ぎて、予算が尽きたのか。
1万円分もらえる入会キャンペーンも、なくなったまま再開していない。ようやく、ポイントサイト経由でのポイント付与だけ復活したけど。
ちょっと不愉快だから、PayPayにYahoo!カード以外(ライバルの楽天カードとか)をセットしてやろうかと思ったのだが、この場合はPayPayのほうでポイントがつかなくなるようだ。
だから楽天カードをPayPayにセットして決済に使ったとき、PayPayyのポイントは付かず、楽天カードのほうだけ付くということになる。
これでは、Yahoo!派も非Yahoo!派にも痛い。
もう、QRコード決済で還元率を競う時代ではなくなった?
まあ、入会キャンペーンばかりに手を出している私には、実は還元率なんてほとんど関係ないのだけども。
ちょっと記事が短いので、別ネタを追加。
今日、東急ストアでもって、東急カードをポイントカードとして使って、決済はPayPayでしようと思ったのである。
そうしたらレジのおばさんが、「ごめんなさい。ポイントとPayPayは併用できないんです」。
「え? いつも付けてもらってますけども」
というと、頭を抱え(本当に抱えていた)、人に訊きにいっていた。私の後ろにも人待っているのに。
戻ってきて、「やはり併用はできません」。
いつから変わったんだ、おかしいなと思ったのだが、仕方ないのでカードで払ってきた。
しかし釈然としないので、東急ストアに電話してみた。本社の番号しかわからなかったがお客様サービスセンターにつないでくれる。
そうしたら、やはり私が正しい。
東急ストアでは、東急カード以外のクレジットカードで決済する場合でも、ポイントを付けてくれる。
PayPayだって、他社クレジットカードみたいなもの。ポイント付けてくれない理由などない。
ではなぜ、間違った対応をされたのか。
それは、確かに「東急のポイントとPayPayとは併用できない」。
ポイントのある限りポイントを支払って、残額をPayPayでは支払えない。
でも、そういうシチュエーションではないのだ。
「ポイントを付けてもらって、PayPayで決済する」というのは、全然違う話。
私はちゃんと、「ポイントだけ付けてくれ」って言ったのだ。
おばさんの頭では、これが勝手に「併用」になってしまうのだ。まあ、併せて利用するのだから、日本語としては間違っていないのだけど。
悩んで人に訊きにいったとき、どうせ「PayPayとポイントの併用はできないですよね」って質問したんだろう。
それは、「併用はできないよ」っていうだろう。間違った質問に答えるほうももらい事故。
東急ストアの電話の先の人に謝罪をされた。といっても、私は輩ではないので、それ以上のクレームはない。
店舗に徹底してくれと言って電話を切りました。
まあ、おばさんに同情すべき点は多々ある。
決済の方法も多様化し過ぎて、覚えきれない。でもきちんと理解して、覚えないといけない。
こういう一見ややこしいことを、「PayPayとポイントは併用できない」という、変なワードでもって理解するからいけないのである。
全然違う。理屈が大事なんです。
「ポイントを付けること」と「決済をすること」とは別の作業。これだけ理解してさえいれば、なにも難しいことはない。
おばさんが認識している「できない」は、ひとつの決済の中で、ポイントと別の決済を一緒に使うということ。
店員も、ちゃんと理屈の立った人ばかりいるわけじゃないものな。