モバイルPASMOが3月から登場だって。ちょっとびっくり。
交通系電子マネーのモバイル搭載は、Suicaにしかできないだろうと言われていた。これができるようになったのは素晴らしいこと。
ただ既存のモバイルSuicaユーザーが、PASMOも導入しようなんてことはできない。改札を抜けるときに抵触してしまう。
関東私鉄だけを使って通勤している人は喜ぶだろう。今後Android携帯で、定期を持てるようになるわけだ。
モバイルSuicaと、PASMO定期の両方使っているという人もいるかもしれない。そういう人たちは、Suicaを止めることになる。
ただモバイルPASMOが使えるのはAndroidだけ。iPhoneへの搭載は今後も難しいだろう。
「おサイフケータイジャケット」があれば、たとえば楽天Edyなどは使えるけども、Suicaと同様、PASMOはたぶん使えないと思う。
SuicaはApple Payで使えるが。
私は、いろいろあってPASMOとSuicaの間をフラフラしている。
カードリストラのため、ビューSuicaカードを解約し、PASMOに変えた。もちろんカードタイプだ。
TOKYU CARDの、カード一体型PASMOを財布に入れて使っている。
だが、TOKYU CARDはあまり使わなくなってしまった。東急ストアに行っても、PayPayと組み合わせるポイントカードに地位が成り下がっている。
Suica+ビューSuicaカードより、ポイント還元率が低いので、電子マネーとしてもあまり使わない。
電車・バスに乗るときだけのアイテムになってしまった。
だが、最近再びモバイルSuicaを始めたのである。これはまだ、TOKYU CARDをリストラしたいわけではない。
エポスゴールドカードを手に入れたので、フル活用しようと思った一環である。
Google PayならモバイルSuicaの年会費は無料。来月には、AndroidのモバイルSuicaアプリでも、カードを問わず無料となる。
モバイルSuicaへのチャージを増やし、エポスゴールドカードの年間利用額を100万円にすることで、結果還元率1.5%となる。
すると、電車に乗るときだけを比較しても、リストラしたJR東日本系カードと同じ還元率を叩き出すのである。
オートチャージが使えないのはやや不便だが、モバイルSuicaからのチャージは実に簡単である。
オートチャージの利かない東日本エリア以外でSuicaを使っている人と同じだと思えばいい。それほど不便はない。
1.5%になるのなら、電子マネーとしても価値がある。最近、楽天Edyをよく使っていたが、Suicaのほうが優れていることが多い。
PASMOのほうは、駅の券売機で操作してオートチャージも切ってしまった。残高がなくなったら、使うのをやめるつもり。
8月に、もともと持っていたTOKYU CARDをPASMO一体型に切り替えたのだが、わずか5か月のはかない命であった。
私はAndroidユーザーだ。そしてPASMOホルダーなのだから、今春発動のモバイルPASMOにすることができなくはない。
だがそれをして特に意味はないし、メリットもない。TOKYU CARDからチャージして、還元率1.0%なのは悪くはないが、よくもない。
まあ、でも今後どうなるかわからない。
あくまで一般論としてありそうなこと。たとえばエポスが突然、Suicaへのチャージのポイント付与を止めるとか。
すべてのカードが、Suicaチャージでポイントを付けてくれるわけじゃないのである。
もしそうなったら、そのときはまた考え直さないとならない。ポイント付与のある別のカードをセットするか、JR系カードを再取得するか、あるいはモバイルPASMOの出番か。