スーパーの混雑が話題になる昨今、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私も散歩がてら毎日スーパーに行っている。大型スーパーは人が多過ぎるので、小さいところに行くのだが、それでもそこそこ人はいる。
買い溜めというと大げさだが、2~3日分は買うようにしないといけないなと。
さて昨夜、ビールが飲みたくなり、近所のカクヤスへ。
カクヤスは配達で大忙しなのかもしれないが、店舗に人はいない。
濃厚接触の問題はないはずだが、ひとつの問題が。
ここではだいたい、電子マネーで決済することが多い。だが昨日は、3万円使うノルマのあるエムアイカードを出した。
そうしたら、久々に店員に、カードを触られた。ちょっと驚いた。驚いた自分にも驚いた。
このエムアイカード、スーパーで積極的に使っている。だが最近、スーパーの多くが自分で差し込む方式に変わった。
コロナに合わせ、タイムリーである。
だが、旧来のレジだと当然、店員に大事なカードを触られる。そんなこと、最近まで気にしたことなかったのにな。
カクヤスも、端末自体は差し込み式。店員が端末をこっちに向けてくれさえすれば、自分で差し込んで使えたのだけども。
暗証番号入れさせられたわけで、店員がサインを確認する必要もない。
まあ、そこまで気が回らなくても仕方ない。とりあえず、帰ってからカードを除菌した。
コロナは人の意識をずいぶんと変えるものだ。昨日、吉野家に牛丼を買いに行った際、横断歩道の前が濃厚接触になった。
マスクしてないサラリーマンが私のソーシャルセキュリティエリアに入ってきたので、私、露骨によけたもの。
ちょっと前なら、非常に嫌味な行為だからそんなことはしなかった。
そんなこともあり、ひとつ各種決済法の、実店舗における接触度合を考えてみる。
一切人に触れたくないのでネット通販だけという人もいるでしょうか。でも、玄関までは他人に来られるのだから一緒じゃないかという気もするが。
現金
接触の面からいうと最悪。
どこかのコンビニで、店員が直接釣銭を渡してきたので激怒したというジジイがいましたな。
硬貨自体に触れる点では一緒だろうに。
私はしばらく、現金には触れていない。使う機会はあまりない。
今回を機に、現金の地位が下がると思うのだが。高齢者層が変わらない限り、ないかな。
クレジットカード
差し込み端末がある場合を除き、クレジットカードは、手渡しせざるを得ないか?
というと、そうでもない。
徐々に増えてきたのが、タッチ決済。
VISAが有名だが、他のブランドにもある。マクドナルドなど、VISAのタッチ決済で支払える。
差し込み式より簡単だ。サイン不要の分、多額の決済はできない。
iDやQUICPay内蔵のカードでも同じことができる。この場合、「電子マネー」決済である。
まあ、チャージ不要のポストペイ式なので結果は同じで、いずれにしてもクレジットカード決済となる。
電子マネー
人との接触を防ぐ点において、やはり電子マネーは優れている。端末に触れるだけだ。
前述のiD、QUICPayなどカード一体型で使えるものも多い。
楽天カードのように、楽天Edy、つまりプリペイド式電子マネー内蔵のものもある。
セブンカード・プラス内蔵のnanaco、イオンカード内蔵のWAONも同様。
大多数の電子マネーはモバイルで使えるので、チャージするしないの区分はあるが、積極的に使うといいでしょう。
QRコード決済
これも、手間は掛かるが接触はしないで済む。スマートフォンというものは、他人が触れることを前提にしていないのだということがわかる。
最も面倒な読み取り式(店舗にあるQRコードをカメラで読んで、自分で金額を入力する)であっても、店員には画面を見せるだけなので、触れられる心配はない。
簡単なバーコード提示式の場合、店員がスキャナーをかざして読んでくれる。接触はない。
ポイントカード
最後にひとつ、落とし穴があった。
ポイントカードも、モバイルのものはいい。だいたい、スキャナーで読み取ってもらえる。
だがいまだに多いのが、クレジットカード一体型や、カードタイプ。WAONのポイントカードとか。
私の持ってるTOKYU CARDも、ポイントを付けてもらうためには手渡ししなければならない。
店員が持っていって、カードリーダーに通さないとポイントが付かない。
今回を機に、この方式、一気に減り出す予感がする。
集約する方向としては、スマートフォンアプリになるしかないのでは。つまり店員に読み取ってもらう。
すでにQRコード決済を導入しているスーパーにとっては、やる気次第。アプリを開発すればできる。
神経質な人は、すでにポイントカード持ってるのに出してなかったりしますか?