リボ払いのキャンペーンに取り組んでいる最中は、クレジットカードのポイント還元率はさして気にならない。
1%の差よりも、数千円のキャンペーン報酬のほうがでかい。
ただキャンペーンを達成したとたん、急に気になりだす。
JCBのスマリボキャンペーンは、今日でフィニッシュ。7月15日締めの決済を、1万円を数百円超える額にできた。
落とし穴にハマったときはあせったが、大丈夫。そして結果的に、想定よりも安いリボ手数料で4,000円もらえる。
このカード自体はポイント還元率0.5%に過ぎない。キャンペーンが終わると、今度は還元率の差が気になる。
今いちばんいいのは、楽天Edyだ。
楽天ペイも、楽天キャッシュ利用の際にポイントが付くようになったことで復活したが、私の「エポスゴールドカード × モバイル楽天Edy」の2.0%にはかなわない。
かなうのは、QRコード界ではau PAYだ。同じくエポスゴールドカードとの組み合わせで2.0%となる。
さて、かように気になるポイント還元率。
1.25%という高還元率カードとして名声を誇った「REXカード」が7月から募集停止とのことだ。
REXカードはすでにカカクコムのサービスもなくなり、「還元率の高さだけが売り物のカード」になっていたようなので、意外性はない。
だが、影響はありそうだ。
私のメインカードは先に挙げたエポスゴールドカードだが、実際に最前線で活躍しているのはリクルートカードである。ポイント還元率は1.2%。
実は楽天Edyもau PAYも、現在はエポスゴールドカードの年間利用額を100万円をちょっと超えた程度で抑えるため、リクルートカードにセットしてある。本当は、それぞれ1.7%です。
リクルートカードのライバルがひとつ減ったので、心配だ。
特にリクルートポイントと実質一体のPontaが、au WALLETポイントと一緒になって飛躍的に便利になった今では。便利になれば、どこかを削る。そういうもの。
リクルートカードも、ポイントを段階的に下げてきて、現在の1.2%になった経緯がある。また、電子マネーへのチャージにおけるポイント付与など、徐々に縮小されてきたのも確かだ。
心配しても仕方ない。現在、他にどんな高還元率カードがあるだろうか。
還元率ごとに整理してみよう。基本的に、年会費無料またはそのようにできるもののみ。
1.5%
- エポスゴールドカード(年間100万円利用時)
- DCカードJizile(ジザイル)
- ビュー・スイカカード等JR東日本系(ただしSuicaチャージ時の還元率)
1.2%
- リクルートカード
1.0%
- 楽天カード
- dカード
- ヤフーカード
- JCB CARD W
- ビックカメラSuicaカード
- ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード
- Orico Card THE POINT
- TカードプラスPREMIUM
- Amazon Mastercardゴールド(amazonプライム利用者)
- エポスゴールドカード(年間50万円利用時)
- マジカルクラブTカードJCB(月間3万円利用時)
1.5%のDCカードJizileは、リボ専用カード。ただしリボ回避はできる。
リボ手数料が発生していなくてもポイント還元率が変わらないのが珍しい。
ただ、ベースのポイント還元率が0.5%という計算が、三菱UFJニコスのカードはやや怪しい。主たる交換先は0.4%だからである。
だから、ジザイルも1.2%と換算したほうがいいかも。まあ、それでも高い。
ビュー・スイカカードは、Suicaチャージが1.5%になるというもの。
ややインチキ臭いのだが、Suicaは日本全国どこでも便利だもの、ここに入れておいてもいいだろう。
こうしてみると、やはりエポスゴールドカードは改めてすばらしい。
そして、1.2%と絶妙の位置にある、リクルートカードはやはり心配。
ただ、ライバルが少なくなったからこそ、維持して欲しい。1.0%と1.2%との差は微妙だが、私のリクルートポイント(毎月Pontaにしている)の貯まり方は結構速いと思う。