自己アフィリエイト案件はいつも探している。12月までクレジットカードは作らないが。
いつも確認しているのは、FXや証券など。だが、それ以外にも探せばいろいろあるものだ。
今回見つけたのが、電気。
自己アフィリエイトサイトのA8.netでもって、ミツウロコでんきに切り替えると16,000円もらえるという。
これはいい。ポイントサイトにもこの案件あるのだが、A8.netだと消費税分も支払われる。だから17,600円。
わが家の電気は東京ガスである。ガス、それから光回線(ビッグローブ光)とセットで安く使っているのだが、17,600円もらえるのなら、少々高くなったとしてもいいのではないか。
ということで、申込みに進んだのだが、今日のところは途中でやめてしまった。
何度も電卓を叩いているうちに、冷静になった。
東京ガスのトリプル割は、やはり大きいなという感想。
現在、これだけ引いてもらっている。そして、パッチョポイント。
- 電気代から月275円
- ビッグローブから月200円
- 電気代に付くパッチョポイントが、1.5%
年間の電気代を11万円としたとき、年間割引額とポイント合計は、なんと7,350円。
あら、アフィリエイト報酬もらっても、2年で溶けてなくなってしまうではないか。
こんなに東京ガスで得をしていたのも改めてびっくりだ。
もっとも、トリプル割の柱のひとつ、ビッグローブ光はいずれ変更するつもりでいるのである。現在は月1,000円引いてもらっているが、来年5月にはこれも終わる。
この後は、違約金を払って回線を乗り換え、やはりアフィリエイト報酬をもらうつもりなのだ。
だから、ビッグローブの200円は場合により無視してもいい。
無視すると、4,950円。こう考えても、やはり3年で溶けてなくなってしまう。
もちろん、1年使ってまたいい案件に乗り換えればいいのだが、乗り換えを義務付けられるのも嫌ですね。
それでもまだ、電気代自体が安くなるならいいのかもしれない。もう少し突っ込んで確認してみよう。
電力単価表まで出してきて比較する。燃料費調整は考えない。
我が家の電気代は、月300kWhを超える月と超えない月が半々ぐらい。
300kWhを超えると若干高くなるが、無視できる額と考える。
東京ガスは今使っている「ずっとも電気1」、ミツウロコは「従量電灯B」を見てみる。
東京ガスもミツウロコも、基本料金は同一。40Aで、1,144円。
そして月の電力量料金が、こう。
【月に300kWh使った場合】
- 東京ガス・・・23.88円(8,308円)
- ミツウロコ・・・23.05円(8,059円)
おや、多少ミツウロコの目が出てきたぞ。
ミツウロコに替えると、次の額だけ毎月安くなる。ただし、東京ガスによる割引分を差し引いたのがカッコ内。パッチョポイントも月料金の1.5%で計算している。
- 249円(-345円)
というわけで、長い時間計算してしまったのだが、結論が出た。
電気料金について、年間4,140円損をする。
電気代自体は得になるのだが、セット割の威力は実に大きい。
というわけで、報酬をもらっても4年ちょっとで溶けてなくなる。
ただし来年ビッグローブを止めて、東京ガストリプル割の使えない回線に移ることを考えれば、差は縮まる。
この場合、ミツウロコに替えたことによる損は年間1,740円である。こう考えると、10年は得が続く。
難しいところだな。
来年、光回線を替えてから乗り換えを考えるべきかもしれない。そのときにミツウロコ案件があるかどうかはわからないが。
現在東京ガスがやってるみたいに、3か月分の電気代ゼロにする会社が出てきたら、乗り換えようかな。
17,600円程度の報酬では、切り替えの決定的な要素とはいえないことがわかった。
計算に時間を要したが、理由があって替えないというのも有意義な結論ではないでしょうか。
(2020/10/27追記)
※ 上記に計算違いがあり、修正しました。
計算違いは、月300kWhを超えた部分についてです。超えた部分のみ300kWh用の料金が適用されるのに、300kWhを超えた場合、その月すべてについて高い単価となる計算をしてしまいました。
さらにいうと、140kWhまでの分はまた料金が違います。まあ、こちらは微差なので大きな違いにはなりません。
損得の考え方自体が大きく変わるわけではないものの、ちょっとのずれから生じて、結論に対して昨日と微妙に捉え方が変わっています。
インターネット割引を前提に4年、これがなくなることを前提に10年なら、Goサイン出してもいいところです。
ネットを切り替えたら、そのときにミツウロコ案件があればGoでしょうね。