本業のキャッシュレスライターとしてのネタは常に探している。
JCBや三菱UFJニコス等は、15日締めのため16日頃リリースということも多いが、多くの場合、新たな情報は月の最初に発表される。前月末というものもある。
1月31日にリリースされたのが、「PayPayあと払い」。
このサービスが一体何なのか、読めば読むほどわからない。
公式リリース以外を読むと、ますます混乱する。
31日中に私が理解した内容は、こう。
- PayPayカードのバーチャルカードが発行される
- カードを使わない掛け売りができる
結果的には、前者は正しいが、後者はまるで間違いだった。
新たなサービスを打ち出したくて、あえて違う角度を攻めているのであろうが。
翌日(今日)再度、公式リリースのみ熟読して、ようやく理解。私の頭が悪いわけではなくて(よくもないけど)、既存の概念をあえて使わず書かれているためだ。
なんのことはない。PayPayあと払いとは、バーチャルカードが1枚発行されるというだけのこと。
PayPayカードのバーチャルカードをPayPayにセットすると、後払いができる。なんだか画期的っぽいのだが、ただのカード決済に過ぎない。
バーチャルとはいえ審査を経たクレジットカードだから、リボ払いだってできる。何の不思議もない。
PayPayあと払いでもってPayPayへのチャージもできる。これも、PayPayカードだと思えば当たり前のこと。
なんだつまらない。既存の概念を目新しく見せようとするのは大変だね。
つまらないと思いつつ、初日の2月1日に申し込んでみようと思った私。
個人的な理由が大きい。月末に、楽天銀行スーパーローンの審査に落ちてしまった。
これを理由に、しばらくカード入会(自己アフィリエイトによる)は封印するつもり。
だが、楽天銀行スーパーローンの申込記録があったところで、これは銀行のほうの話。PayPayカードの審査の際にこれが参照されはしない。
正直、このあたり、やや自信がない。今度、CICかJICCに行って、個人信用情報を取ってこようと思う。
ともかく楽天銀行スーパーローンの保証会社がCIC・JICC等、クレジット系の信用情報機関にアクセスしているわけで、その痕跡は残っていそうに思う。
だが痕跡が残されていたとして、申し込んだばかりのローンの記録だけでは、クレジットカードの審査に落とす理由にはならないだろうと思う。審査に通ったとしても、まだ契約が完結していない段階だし。
申し込むなら、むしろ今がチャンス。もし落ちたとしても、7月末には申込記録も消える。
そう思ってPayPayアプリから申し込んでみた。
プラスチックのPayPayカードを併せて申し込むと、現在最大1万円もらえる。
でも、私はヤフーカードをかつて持っていたからこのキャンペーンは対象外。これは申し込まない。
「10分経ったら審査は翌日に回る可能性がある」と書かれていたが、1時間以上経ってメールで審査通過の連絡が届いた。
初日で賑わっているのが理由みたい(後で、その内容のお断りが公式に掲示された)。
私の信用が悪いせいかと思ったのだが、違ったようだ。
審査に通過してみるとやはり、ただのバーチャルカードに過ぎない。バーチャルカードが、PayPayにセットされている。
バーチャルカードは、JCB限定。
「PayPayバーチャルカードJCB」なんて名称だっていいわけだ。でも、それじゃ見せ方としてつまらないというだけのこと。
早速今日は、PayPayしかキャッシュレス手段のないコーヒー豆店で、「PayPayあと払い」で支払ってきました。
3月末までは2.5%還元上乗せなので、そこそこ使っていきます。
もっともau PAYたぬきの大恩返し冬(10%還元)も始まったし、平常時でも私は還元率3.0%という、「セゾンアメックス×QUICPay」という武器がある。
そして、還元額拡大と、期間延長をした「かながわPay」も、まだ9千円ぐらい還元を受けられる。
PayPayステップには興味ないので、特にPayPay使いに気合は入れない。