日ごろ、現金はほぼ使わない。
現金を出すのは、食券のあるラーメン屋ぐらい。歯医者だってPayPayだ。
食券のあるラーメン屋も結構PayPay入れたりしてくれていて、これはとても嬉しい。
人類は現金を盗んだり奪ったりする野蛮人から、ホモ・キャッシュレスへと進化した。さらに進化したいものである。
さて、基本的には現金払い(または口座引き落とし)だが、キャッシュレスにできないことはないという種類の支払いがある。
私の場合、国民健康保険と住民税。
セブンイレブンに支払票を持っていき、nanacoで支払う。nanacoへは、セブンカード・プラスでチャージ。
公共料金を支払ってもポイントは付かないが、チャージ時の0.5%だけは付く。
実際のところ、この方法で支払うことは年に二度ぐらいしかない。多くは、わざわざカード手数料を支払ってYahoo!公金で支払う。
だいたい、常にリボ払いキャンペーンや入会キャンペーンに挑んでいるため、カード支払いが求められるからである。
あと、まれにPayPayやLINE Payでも支払う。au PAYで支払えるものがあると、還元率的にはこれがベスト。
そんなわけで、nanacoはそんなに使わない。イトーヨーカドーで「8の日」にカード払いしてついたポイントを、端額で使うぐらい。
でもnanacoには、唯一無二の使い方がある。やはりセブンカード・プラスの解約はできない。
国民健康保険や住民税以外に、セブンでnanacoという支払いをすることもあるのだ。代行収納。
家内がカタログハウスで注文したものなど。これもセブンでnanaco。
今回、このパターンの大型案件だ。
マンションの保険料が更新時期なのである。
保険を見直しして、額は下げたが7万円とそこそこの大金。この支払票が届いている。
これをnanacoで支払ってやろうという話。
セブンカード・プラスからnanacoを通し、セブンで支払う。これで得られる金銭的価値は、わずかに350円に過ぎない。
でも我々ホモ・キャッシュレスにとっては、ポイントの量の問題じゃないのだ。手間がかかっても、憎むべき現金など使いたくない。
自動車税や固定資産税などをセブンで支払っている人なら、手順は先刻ご承知だろうが、我が家の場合はこれらは当然のごとくWeb払い。
だから、これだけの額を支払うのは今回が初めてだ。
nanacoはチャージ上限が5万円だから、足りない。しかし2枚以上使うことができる。
セブンカード・プラス一体型のnanacoと、私のnanacoモバイルを足せばOK。
なお、家内も同じカードを持っているから、その気になれば最大20万円の支払いはできる。
nanacoのチャージはめったにやらない。そして、毎回パスワードを忘れて、すったもんだ。
ともかく、締め日(15日)を過ぎたので、2枚のnanacoに3万円ずつチャージ実行。
一体型のほうは、即時反映ではなくセンター預かりだ。これをセブンのレジで「残高確認お願いします」といって読み取ってもらわないといけないのがやや面倒。
モバイルのほうは即時反映。
1日のチャージ上限が3万円なので、残りは翌日にまわす。翌日(本日)モバイルに1万円追加チャージして完了。
ところでWeb情報を見ると、セブンの店員が無知で、nanaco2枚払いができないという事例が散見される。
この予習もしておく。
一番スマートな方法は、このようだ。
「カードのnanacoで3万、残りはモバイルのnanacoで支払います」
と最初に「2枚のnanacoをいくらずつ使う」と言い切ってしまうことのようだ。
というわけで先ほどセブンに行ってきた。
レジの女性がわかっている人だったので問題なかったが、最終的な手順はこうなった。
- 一体型の「残高確認」を依頼
- 一体型をタッチして、センター預かり分を電子マネーに反映
- 「2枚で支払います」と言う
- 残高の少ない一体型から先にタッチすると、残高不足(当たり前)
- 「支払いを続ける」をタッチ
- もう1回、一体型をタッチ
- 続いて、モバイルをタッチ
というわけで、いつにない満足感。
ちなみにau PAYからクーポンが出ていて、セブンで500円買い物すると200円割引だが、今日はやめた。
au PAYでは、昨日ココカラファイン(マツキヨも開催中)で、1,000円買って500円割引に参加した。お店独自の10%還元もあって嬉しい限りです。