コロナワクチン治験に行ってきた

昨日、私は治験の第1回め。

前々から治験に興味は持っていた。

入院していろいろ投薬されまくって、そして報酬をもらう。これが治験のイメージ。

怠け者? いや、ライターだから入院してても本業できるじゃないか。働き者なのだ。

そんな超本格治験もあるが、まずはワクチン。

治験のサイトに登録したのはいつだったか。

しばらく適当な案件がなかったのだが、ついに来た。

コロナワクチンの接種である。

3回以上接種している人が対象。私は3回。

4回目を受ける前に罹患し、それ以降はもうやめてしまった。

この治験、1年で5回接種して、毎回1万円もらえる。計5万円。

申し込んだ。

1万円×5というのがどの程度ワリに合うかはわからないまま。

ただ進行していくにつれ、気軽なバイトでは絶対にないなという思いを強めた。

いろいろ面倒なのである。

ただまあ治験なんて、世のため人のためになるとの意識なしでは参加できないものであるからして。

最悪後遺症が出たり、命に危険があったり。そういうリスクは負わねば。

まあ、死んじゃっても補償が出るなら、有意義な死に方ではなかろうか。これはある程度本気で思っている。

もっともこれは、あくまでも心構えの問題。

わりと気楽に出かける。

この日のために事前にもらった電話メールは、合計10件近い。事務局とクリニック両方から。

ワクチン接種証明は電送済。

都内某所のビジネスタワーにあるクリニックに出向いた。

土曜は治験だけやってるみたい。

実に手回しのいいこと。人間ドックよりもなお。

会議室に入れられ、同意書にサインし、検温して順番を待つ。

皆さん第1回なのかな。老若男女いろいろ。

ひとりひとりについて時間を掛けているわけではないが、なにしろ人数が多く、待ち時間がひたすら長い。

本1冊読んじゃった。スマホは電池が切れそうになるし、次は分厚い紙の本を持っていこう。

合間に状況報告のためのスマホアプリをインストールし、振込銀行も登録する。

説明は少ない。このあたり、私を含めた多くの人にとってはなんでもないが、できなそうな人もいると思ったが?

ただ訊きまくってる人もおらず、みなITリテラシーは高い模様。

問診して、血圧測って採血。

さらにクリニック内を前進しながら、待つ。待つ。

鼻粘膜をこそぎ取られた後は、いよいよ接種。

接種シーン、見る気は別になかったが、タオルでもって視界をさえぎられた。

「目隠しします」って言ってたのでそうなんでしょう。

ちなみにワクチンは2種類ある。

モデルナの、通常の接種会場で用いられているものと、未認可ワクチン。

どちらが打たれたのかはランダムで、わからない。

医者にもわからないらしい。でもデータは当たり前だがちゃんと残っている。万一事故があった場合、私にもワクチン情報は共有されるそうだ。

接種後15分待機し、再び体温と血圧測定。

血圧が急上昇していた。これは普通のことみたい。

最後に今後のアプリ報告の方法などレクチャーを受けた。

3時間程度で終了。

毎日、アプリで報告しないといけない。

さて一晩寝たが、副反応はほぼない。

3度目(モデルナ)のときは結構大変だったけど。

また1か月後に、第2回である。

 

(2024/6/19追記)

5回接種と書いているが、そんなことはありません。

接種は1回だけです。2回目以降は楽なものです。

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