(2020/4/9:QRコード決済の還元率が大幅に変わったため、全面改訂しました)
先日、コンビニではどう決済するのがいいのかを考察した。
今月もPayPayやd払いでキャンペーンをやっているから、臨時に変動するけども、基本は書いたとおり。
第2弾として、今度はドラッグストアについて考察してみる。
ただし、ドラッグストアの場合、基本はどこもおおむね一緒である。
なので最初に、ドラッグストア全般について。
その後、各チェーンについて特記すべきことに触れていく。
ポイント付与についても併せて。
ショッピングモール内の店舗の場合は決済方法が変わってくるはずだが、路面店を基本に。
全般
例外もあるが、どこのドラッグストアも、使える電子マネーやQRコード決済の種類がやたらと多い。
さて、全般的にはなにがいいか。
QRコード決済は、非常に還元率が落ちてしまった。
PayPayは、ヤフーカードとの組み合わせでなんと0.5%。ヤフーカードのポイントはつかない。
他のカードと組み合わせると、PayPayチャージが付かない。つまりクレジットカード直払いと一緒。
楽天ペイは、なんと還元率ゼロ%。楽天スーパーポイント、特に期間限定ポイントを使うためには、かろうじてまだ価値がある。
QRコード決済では、d払いがいい。日頃から還元率0.5%。dカードと組み合わせると、よくキャンペーンがある。
キャンペーンももう、PayPayあたりに対抗する20%を超えるものはないかもしれないが、10%程度ならよくある。
ドコモユーザーなら還元率がすぐ1.5%ぐらいにはなる。クレジットカードの還元率(dカードなら1.0%)が別途付く。
QRコード決済以外で見直されているのは電子マネー。Suicaがいい。
JR東日本系カードとセットでSuicaを使うと、1.5%還元(チャージによるクレジットカードのポイント)。
それから楽天Edy。Suicaにないメリットは、利用時のポイント還元0.5%。
楽天カードと組み合わせても大したことはないのだが、エポスゴールドカードやリクルートカード(VISA、Mastercard)と組み合わせると、大きな還元率になる。
ウェルシア
ウェルシアはTポイントの加盟店である。Tポイントを貯めて、使うことができる。ポイント還元率1.0%。モバイルTカードにも対応。
JALカードの特約店でもある。JALカードで決済すると、ショッピング・プレミアム加入の場合、200円ごとに2マイル付与。
これ以外は特にない。
TポイントとSuicaを使い、還元率2.5%というところ。
ツルハ
ツルハドラッグポイントカードがある。「くすりの福太郎等」「ウォンツ」等グループ店舗でも可。
還元率1.0%(日用品は0.5%)の優れたポイントカードで、しかも年間10万円以上利用で2倍、20万円以上利用で3倍とランクアップ。
さらにありがたいことに、楽天ポイントカードとW付与である。楽天のほうは、還元率0.5%。
ということは、楽天ポイントカードとツルハドラッグポイントカードを提示して、Suicaで払うと薬品が3.0%還元ということになる。
コスモス薬品
売上上位の中に、東京の私が知らないドラッグストアがあった。
九州・西日本中心のチェーンなんですね。
なんでも、ディスカウントドラッグなので、基本的に現金決済なんだそうだ。
ポイントカードも廃止していて、なし。
100均だってQRコード決済を導入するご時世に、姿勢を変えないのは見上げたものだ。
でも、キャッシュレス派の私からすると、2019年にその姿勢は疑問。
マツモトキヨシ
楽天ペイがまだ使えないので要注意。
QRコード決済並みにマツキヨで役に立つのが、クレジットカードのdカード。
dカードの提示と決済で、ポイント還元率4.0%となる。
ドコモユーザーでなくても持てるカードで、年会費無料。
もっぱらドラッグストアはマツキヨという人は、dカードを作ったらどうでしょう。
他に、ハウスクレジットカードの、マツキヨメンバーズクレジットカードがある。
ポイント還元率1.0%、年会費無料のカードだが、クレジットカードにうるさい私にするとちょっと魅力に欠ける。dカードのほうがよさそう。
スギ薬局
スギポイントというポイントプログラムがあって、モバイル対応。還元率1.0%で、有効期限10年という長さが特色。
クレジットカードもある。スギグループカード。
NICOSとJCB。あまり特典はないようだ。
ここでは、原則通りの決済で。
サンドラッグ
楽天ペイが2020年3月から使えるようになった。
もともと、楽天ポイントカード加盟店。還元率0.5%。
これとサンドラッグのポイントカード(還元率1.0%)とが両方貯まる。
サンドラッグのクレジットカードを持つと、トリプルポイント。これでさらに1.0%貯まる。
ココカラファイン
楽天ペイが2019年の末に使えるようになった。たいがいの決済は使える。
ここのハウスポイントは、アプリ対応している。
ポイント還元率は1.0%。
カワチ薬品
栃木・小山のドラッグストア。
キャッシュレス化は大きく遅れていて、電子マネーもQRコード決済もなし。
クレジットカードだけは使える。
ポイントカードも2019年から始まったばかり。還元率0.5%。
Kawachi Group Cardという、ハウスクレジットカードがある。