共通ポイントは実に便利だ。
業界をまたいで貯めて使えるのが共通ポイント。
最近ではスマートフォンアプリで使えるので、複数の共通ポイントを管理するのも容易。
こんな便利な時代なのに、特定のお店でしか付けてもらえない、紙のポイントカードを財布の中に多数しのばせ、肝心なときに出てこない人もいるでしょう。
なんだ、うちの家内のことだ。
店舗ローカルのポイントも悪いものじゃない。
ドラッグストアなんて、ハウスポイントと共通ポイント、両方つけてくれたりする。
だけど、ローカルポイントだけつけてもらって、スマホで簡単に使える共通ポイントに手を出さないのは、意味不明としかいいようがない。
家内にもいつもレクチャーしているのだけど、もういっぱいいっぱいみたいだ。
だいたい、共通ポイントとQRコード決済の区別がなかなか付かない。
そういう人、多いのでしょうね。まあ、簡単ではないけども。
ちょっと脱線したが、共通ポイントについて。
最近は、このような共通ポイントが使える。
- Tポイント
- Ponta
- 楽天スーパーポイント
- dポイント
- au WALLETポイント
- Gポイント
au WALLETポイントは、共通ポイントではあるのだが、auユーザーにしか役に立たない。
Gポイントは、スマートフォンに実装していない。他のポイントや電子マネーに交換すれば使えるので、持っていて困りはしないが、ちょっと性質が違う。
さて、それ以外の4種類の共通ポイントについていうと、最近急速に勢力を伸ばしているのが、「楽天スーパーポイント」と「dポイント」。
この2種類は、次の点でよく似ている。
- モバイルで使って、ほぼ困ることがない。
- QRコード決済で利用できる
- 期間限定ポイントの使い勝手がいい
- 他のポイントについて排他的ではない
私もおかげでずいぶん助かっている。
期間限定ポイントを、QRコード決済の楽天ペイやd払いでもって、実店舗で使うことができる。
たとえば楽天スーパーポイントは、マクドナルド等の「楽天スーパーポイント」加盟店でも、ドラッグストア等の「楽天ペイ」加盟店でも使うことができる。
これらの共通ポイント、加盟店も増える一方だ。
これに比べると、先輩の共通ポイントは分が悪い。
そんなわけで、古い共通ポイントの代表、「Tポイント」と「Ponta」を闘わせてみようと思う次第。
時代に取り残されそうなのはいったいどちらか?
モバイルで貯める際の使い勝手
第1弾は、スマートフォンで共通ポイントを使える確実性の高さ。
私の行動範囲について言うと、Pontaの圧勝である。
モバイルTカードというものもあるが、対応している店が少ない。
Pontaについては、そもそも現物カードを持ったことが一度もない。最初からバーチャル(デジタルPontaカード)なのだが、別に困ったことはない。
ただし、私の行動範囲が偏っていないとは限らないので、ちゃんと比較してみよう。
《モバイルTポイントが使えない、Tポイント加盟実店舗(一部抜粋)》
- 吉野家
- 大阪王将
- ロッテリア
- 新星堂
- 東急ホテルズ
- アシックス
- マルエツ
- 東武ストア
- ジョイフル本田
- ENEOS
このように、結構ある。
ドラッグストアはモバイルに対応している店が多いが、スーパーはダメなところのほうが多い。
《デジタルPontカードが使えない、Ponta加盟実店舗(一部抜粋)》
- ゲオ
- はま寿司
- 京阪グループホテル
- オリックスレンタカー
- 日産レンタカー
- シェル
公式サイトによるとスーパー「ライフ」もここに入るはずなのだが、私はモバイルでちゃんとポイント貯めている。
そして、「すき家」もモバイル非対応になっているが、実際にデジタルPontaカードで支払えた。
まあ、全部のお店で対応しているわけではないようだが、それでもモバイルTカードがまったく使えない吉野家よりいい。
ガソリンスタンドは、リアルカードがものをいう業界。デジタルに対応していないのは仕方ない気がする。
ちゃんと調べてみると、TポイントもPontaも大差ないような気もする。
だが、デイリーユーズで使えないお店の多いTポイントはやはりいただけない。
結論:Pontaの勝ち。
シリーズにして続けるつもりです。
(追記)吉野家は2020年にはモバイルTカードに対応済です。