男の昼飯「カレーラーメン」

久々に男の料理を。

子供のいる夏休み、お昼何食べていたのかあまり記憶がない。パスタなど、いろいろと作っていた気がするけど。

解放され、久々のひとりのお昼に何を食べるかというと、冷凍庫に小分けされているカレー。

私のカレーには、必ずキャベツが入っている。これがいい出汁になるので。

夕食用に作ったカレー、翌朝もだいたい食べるがあとは冷凍しておく。

その冷凍カレーを、二日続けて昼に食べていた。まったく飽きない。

一晩寝かせたカレーは旨いというが、私の作るカレーに関しては、一晩置いたからといってそれほど向上はしない。

むしろ、たっぷり入れたスパイスが立っている状態だったのが、一晩置くと馴染んでしまって刺激が薄れる。

いっぽう、カレールーを使わないので油脂が馴染んで旨くなるということはない。いわゆる一晩寝かせたカレーとはこのことらしい。

今回は、珍しく半分までジャワカレーを使ってみた。だが、完成品はいつもの私のスパイスたっぷりカレー。ジャワカレーの気配はどこへやら。

ところでこのカレーが、一度冷凍するとまた復活して旨くなるのである。

どうやら、キャベツと玉ねぎの繊維が一度壊れることによって、汁として味がパワーアップするらしい。これが、スパイスが寝てしまうマイナスを補ってくれる。

というわけで2日連続でカレーライス。2日目、1食分と想定していた小分けが少々余ってしまったので、再冷凍して3日目にもいただく。

さすがに3日連続でカレーライスはなんなので、カレーラーメンにする。

カレーラーメンというものは、通常一から作る。あくまでも私の場合だが、カレーと製造法が違うのである。

カレーのときは玉ねぎをじっくり炒めるが、カレーラーメン、カレーうどんのときは炒めないで煮込む。いろいろ試して、こういう結論です。

キャベツが入るのは共通。

カレーうどんのときは、昆布とかつおで、カレーラーメンのときは煮干しで出汁を追加する。もっとも、厳密な違いはない。カレーラーメンとして作った汁を、うどんに転用することはざら。

牛乳または豆乳は、入れたり入れなかったり。入れないときは、出汁を強化する。

結局、方法論はいろいろあるが、ちゃんと出汁が取れていて、旨けりゃそれでいいのです。

今回はイレギュラーに、カレー出身のカレーラーメン。牛乳を加えてカサを増やすが、それでもちょっと少ない。

温泉卵を準備。熱湯に30分漬けただけ。ちょっと固め。

輪切り唐辛子をトッピングしてみる。

大きなウイングスティックが覗いている。今回のカレーは、格安だったこれで作った。

チキンカレーのときは、むね肉をヨーグルトとスパイスに漬けこんだりするのだが、ウイングスティックだと煮込むだけ。

骨から出汁が出るのを期待しているのである。そして実際よく出た。

そんなわけでおいしくいただきました。牛乳が入ってマイルド&スパイシーです。

コメントする