ちばぎんスーパーカードJCBの機能を再確認する

JCBオリジナルシリーズ

ポイントサイト経由で取得したエムアイカードの3万円利用ノルマも早々に達成してしまい、キャンペーン空白時期でつまらないなと思っていた。そんなときにJCBのスマリボキャンペーンを見つけた。

JCBスマリボキャンペーンに参加して4,000円もらう

もう役目を果たし終え、解約予定であったちばぎんスーパーカードJCBが不死鳥のごとく蘇った。

われながらびっくり。

6万円の買い物をして、報酬が4,000円という、実にささやかなキャンペーン。だが、キャンペーンがユーザーに与える威力はすごいものだ。

毎日このカードで、そしてメインカードに再設定したQUICPayで支払っている。緊急事態宣言が解けない折に、毎日買い物をしていることの是非はさておいて。

予告通り、15日(締め日)までに9,000円弱使った。これにはリボ手数料は掛からない。

次は6月15日までに、4万円強使う手はずである。もちろん、ムダなものは一切買わない。

こんな面倒なことまでして、4,000円のはした金はいらない? でも、考え方を変えてみればどうか。

60,000円の買い物をして、クレジットカードのポイント還元率が0.5%であれば、通常時には300円分のポイントがもらえる。

だが、さらに4,000円もらったらどうか? 60,000円の買い物で4,300円得たと考えるなら、還元率7.2%となるのだ。

実際はリボ手数料を引かれるから、実還元率6.4%程度。

お金を活かして使うためには、こんなのも大事な取り組みだと思う。

私がカードライフの中心に置いているのは、エポスゴールドカードリクルートカード

あとは、スーパーサブ的な楽天カード。

エポスゴールドカードは年間ボーナス含めて還元率1.5%相当で、またリクルートカードは常時1.2%。

普段使いにおいては実に大事なカードであるが、しかしキャンペーン中のちばぎんスーパーカードJCBは、軽くこれらを凌駕する。なら使わないと。

そんなわけで延命することになったこのカード、還元率が小さいと侮っていたのも確かだが、その機能を再確認してみます。

私がそこから取得したように、「げん玉」あたりのポイントサイトに登場することも今後あるはずなので、ご参考に。

ちばぎんスーパーカードは千葉銀行口座がないと使えない

これは千葉県民以外には大きなネック。私もわざわざ都内のちばぎんに出向いて口座を作った。

郵送申し込みでも口座開設は可能であるが、時間が掛かる。

まあ、地銀のクレジットカードはだいたいこんなもんだ。口座作っている間に、ポイントサイトの報酬が半額になってしまったのは癪だが、仕方ない。

なお、インターネット支店が開設できる県外の人だが、住居要件がある。

住所が東京、埼玉、茨城の各都県と、横浜市および川崎市だけ。

提携ATM手数料は無料

ちばぎんスーパーカードを作ると、提携ATM手数料は月3回まで無料になる。

コンビニATMでも手数料なく入金できるので、近所にちばぎんのない私でもさして不利益はない。

年会費は初年度無料、2年目以降も使えば無料

条件による年会費無料は一般的なサービスなのだが、利用実績についてはややハードルが高く、年間12万円が条件。

私はカード取得後15万円使ったから、2021年1月には年会費は徴収されない。

だが今回のキャンペーンに参加しても、2022年1月の年会費を無料にする条件とは無関係。厳しいな。

年会費は税込1,375円。家族カードは440円。

ただし利用実績がなくても、携帯電話の引落しがあれば年会費無料。まあ、これは後で考えよう。

とりあえず今回のキャンペーン参加により、2021年2月までは解約できなくなった。

頼んでいないキャッシング枠が付く

銀行発行のカードのため、貸金業法の規定によらず銀行法でもって勝手にキャッシング枠が付く。

私も10万キャッシング枠が付いていた。そのままにしておいてもいいのだが、銀行系カードローンを自己アフィリエイトで作ることがあるかもしれないので、解約した。

キャッシング枠解約はなんと、銀行窓口まで行く必要があった。

ちばぎんスーパーカードのキャッシング枠廃止は面倒

海外旅行傷害保険が付いている

年会費を徴収するだけあって海外旅行傷害保険が付いている。

  • 治療費上限・・・100万円
  • 賠償責任・・・2,000万円
  • 救援者費用・・・100万円
  • 利用付帯(事前に旅行代金決済が必要)

まあ、スタンダードクラスの保険内容としては普通。これはJCBオリジナルシリーズと同じ。

年会費無料のエポスカードや楽天カードのほうが充実してはいるが。

家族特約は当然ない。

カード優待

このカードには豊富な優待があるのだが、ほぼ千葉県限定。

ららぽーとはじめ、千葉の多くのショッピングモールやホテルでポイント2~3倍。

都内の優待は少ないが、コレド日本橋、コレド室町でポイント2倍。

マツキヨや福太郎等のドラッグストアでもポイント倍だが、やはり千葉県内限定。

同様に千葉県内スーパーやガソリンスタンドの優待がある。

ちなみにJCBオリジナルシリーズの優待も使える。数としてはこちらのほうがずっと多い。

セブンイレブンでポイント3倍というのが代表格。nanacoで払うより得である。

多くの百貨店や商業施設でポイント2倍。

ポイント還元率

ちばぎんスーパーカードのポイントプログラムは、JCBオリジナルシリーズのOki-Dokiポイントである。

各種のポイントに移行できるが、ポイント還元率0.4%のものが多い。

楽天スーパーポイントや、dポイントなど。

0.5%もあるが、ビックカメラやベルメゾン等、限定されている。

だが、nanacoへの移行が最近0.5%に復活したようである。nanacoなら汎用性が高いので、JCBカード全体のポイント還元率を0.5%だといってもいいだろう。

 

改めて機能を見てきたが、極めて普通のカードである。びっくりするほど優れた機能は特にない。

ただし私はつい先日まで「きわめて貧相なカード」だという認識でいた。そこまで悪くはない。

ちばぎんさん、すみません。

よく振り返れば、JCBオリジナルシリーズと別に変わらない。JCB CARD Wなどの人気のカードには及ぶべくもないけど。

さて、今回のキャンペーンで久々にQUICPayを多用しているが、実に快適である。JCBが1枚あるのもいいものだ。

今年のスマリボキャンペーンは、昨年参加した人は対象外となっている。ここからすると、来年同じキャンペーンがあっても参加不能かもしれない。

そのときはさすがに解約であろうか。

JCBオリジナルシリーズ

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