セブンカード・プラスを総括する





セブンカード・プラスが届いた/機能を検証しよう

昨年末に、ポイントサイトから取得したセブンカード・プラス。

夫婦一緒に申込み、25,500円を得た案件。

その後も、ぼちぼち使っている。半年経ったいま、このカードの総括をしてみよう。

セブンカード・プラスは、nanaco利用についても理解が欠かせない。

nanacoについてはこちらの記事も。

nanacoは便利?不便?

セブンカード・プラスの審査

申し込んだ際は、審査など気にしていなかった。

後で振り返り、結構審査が厳しいカードだということを知る。口コミなど見ると、「どうしてプラチナユーザーの私が落ちるんだ!」と怒っている人がいたり。

たぶん、プラチナカードを持っているから落ちたんだけど。グレードの高いカードを持ち、限度額が上がってステータス向上を喜んでいると、思わぬところで足元をすくわれる。

私など貧乏人だが、各カードの限度額を厳しく管理しているため、結構数が持てるのである。

メインのエポスゴールドカードも、わざわざ限度額を30万円に下げて使っているぐらい。

セブンカードはJCBとVISA(三菱UFJニコス)の2ブランドだが、どちらもJCBが審査をしている。流通系のカードだと思うと、意外と審査が厳しいのだった。

セブンカード・プラスのポイント還元率

一般のお店で使うようなカードではない。一般の店舗ではポイント還元率は0.5%にとどまる。

たとえ多額を決裁したとしても、ボーナスポイントもなく、メリットはない。

やはり、セブンイレブンやイトーヨーカドーという、セブン系専用カードである。

セブングループで使うと、ポイント還元率1.0%。ヨークベニマルのような例外もある。

ただしセブンイレブンに関していうなら、もっと還元率の高いカードが多数ある。

三井住友カードなど2.5%。しかも、3大コンビニすべてで。

他の電子マネーだって侮れない。

Suicaだって、JR東日本系カードとの組み合わせでは1.5%

私がメイン決済に使っている楽天Edy(エポスゴールドカードとの組み合わせ)なら、実に2.0%

クレジットカードでも、電子マネーでもライバルのほうが強いではないか。

コンビニではどう決済したらいい?(2020年12月改訂版)

だから、「セブンイレブンを使うためセブンカード・プラスを持つ」のは、あまり意味がない。

ちなみに、nanacoにチャージしてから使っても還元率は変わらず、合計1.0%。

ちなみにnanacoのポイントは、税別金額について付与されるため、セブンカード・プラス直払いより10%目減りする。

このカードは、次に取り上げるように、イトーヨーカドーのためのものなのだ。

イトーヨーカドーでは8の日に5%オフ

毎月3日、8の付く日はイトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークフーズで5%オフ

これが最大のメリットだと思う。

6月30日で、消費者還元事業が終了する。今までは中小スーパーなら毎日5%だったのだが、ヨーカドーの地位が私の中で多少上がるだろう。

イトーヨーカドーでのメリットはもうひとつある。

年間100万円使うとボーナスがある。3,000円分。

年間150万円使うとさらに多くて、1万円分。

・・・そんなに使うものか。

nanacoで税金や公共料金を支払う

住民税も国保も結局nanaco払い

個人的な見解であることは断っておくが、「8の日のイトーヨーカドー」以外に、もうひとつだけあるセブンカード・プラスのメリットがこれ。

セブンカード・プラスからnanacoにチャージをして、税金や公共料金をセブンイレブンで支払う。

nanacoで払っても、ポイントは付かない。

だが、チャージしたときに、セブンカード・プラスに0.5%付いている。

実際私も、今月の住民税と国民健康保険をこうやって支払った。

うちの区の場合、PayPayやモバイルレジの携帯料金合算ではこれらは支払えない。

キャッシュレスでポイントを得、かつ手数料を支払わないように決済する唯一の方法がnanaco。

セブンカード・プラスとnanacoとを、この目的のみで持っている人も結構いるようだ。自動車税とか。

まあ、来月になるともうどうかわからない。たぶん、今後新しく手に入れたカードでもって、Yahoo!公金で手数料を支払って決済する。

手数料を支払っても、リターン(入会キャンペーンやポイント還元率)が高ければ、そちらのほうがずっと得になるのだ。

nanacoへの不満

nanacoは便利?不便?」にも書いたのだが、nanacoを使っている人たちは、デメリットが気にならないのだろうか。

今月、住民税はクレジットカード一体型のnanacoにチャージして支払った。パソコンでチャージ。

国民健康保険は、nanacoモバイルアプリで、nanaoモバイルにチャージして。セブンカード・プラスを持って以来、nanacoモバイルにチャージしたのは初めてだ。

モバイルのほうはただちにnanacoが使えるのだけど、一体型のnanacoを使う際には、セブンのレジで「残高確認お願いします」と言わねばならない。

残高確認を依頼して、ようやくnanacoに反映される。それから決済。2段階。

イトーヨーカドーでは、専用機器があるから残高確認を依頼しなくてもいいのだけど。

こういう、ちょっとした部分に大きなストレスを感じる。

まあ、カードタイプの電子マネーについては、nanacoに限らずこうした面倒はある。カードには通信機能がないから、反映をする手順が必要なのだ。

でも、セブン銀行ATMあたりでもって、クレジットカードからのチャージができさえすれば、解決する問題。

カードタイプでもSuicaなんかはそうですね。駅の券売機やビュー・アルッテでチャージすれば、すぐに電子マネーが使える。

税金の支払いについてはどのみち額が大きいから、オートチャージでなんとかするという選択肢はない。

セブンカード・プラスのタイプのうち、一体型でなく紐付け型を選び、最初からnanacoモバイルを利用する前提にすれば、多少ストレスは軽減されるだろうか。

でも、イトーヨーカドーでカード現物を見せる機会が多いから、一体型のほうがやはりいいと思う。

というわけで、セブンカード・プラスとnanacoについては、どうしても愚痴が多くなるのです。





コメントする