QRコード決済は使ってますか?
還元率低減とともにブームは去ったと思う。だが、使う人は使う。
最近はおじさんがレジで出している姿もよく見る。私もおじさんだが。
とはいえ、損得を厳しく吟味する私にとって、使い方はかなり限定されてはきた。
- PayPay・・・小規模商店でのみ利用(他にキャッシュレス手段がない)
- 楽天ペイ・・・期間限定楽天ポイントを使いたいときのみ、ドラッグストア等で利用
- au PAY・・・楽天Edyの使えないお店で使う(還元率同一のため)
私の場合、クレジットカードのキャンペーンにやたら参加している。入会キャンペーンも多いが、他にも。
今年も楽天カードのリボと、JCBスマリボのキャンペーンに参加したため、やたらクレジットカード本体利用が多い。または、QUICPayのような、カード直接利用と同様の方法。
とはいえ、キャンペーンに参加していない平常時というものも、一応ある。平常時はもっぱら楽天Edy(モバイル)である。
モバイル楽天Edyを、エポスゴールドカード(年間100万円利用前提)と組み合わせて還元率2.0%、リクルートカードと組み合わせて1.7%となる。
これに勝てる決済はそうそうない。
しかもタッチするだけだから楽だし、さらにオートチャージも楽。使い終わった後で、通信でもって勝手にチャージしてくれる。
楽天カードとの組み合わせだと、チャージが半額なので還元率1.0%にとどまるのであるが。
iPhoneの人はモバイルは対象外。オサイフケータイジャケットを使えば可能だが、もうそんなものほとんど売ってない。
さて、そんなわけでめっきり利用の減ったQRコード決済。
楽天ペイは、今年2月までは、楽天カードとの組み合わせでポイント還元率6.0%であった。その後なんと楽天ペイ独自ポイントが付かなくなってしまったので、ほぼ隠居している。
だが、最近よみがえった。
楽天キャッシュの利用で、楽天ペイが1.0%付けてくれることになった。楽天キャッシュは電子マネー。
楽天カードから楽天キャッシュへのチャージで0.5%付くので、合計1.5%となる。
これはなかなかすごいのだが、でも楽天Edyにはやっぱり負けている。
そんなわけで、まだ使っていなかった。
しかし特殊な状況もある。南関東によくある、ディスカウントスーパーのオーケーストア。
このスーパーは、現金払いに加え、QRコード決済時のみ、会員証で2.9%の値引きをしてくれる。
au PAYが使えるといいのだが、ダメ。楽天ペイ加盟店の多くはau PAYもOKだが、ここは例外。レジに断り書きが貼ってある。
楽天Edyで支払うと会員割引がないので、楽天ペイ、あるいはPayPayも使う。
レジで並んでいたら、楽天キャッシュ経由で支払う方法を思い出した。
カゴの中を見回し、5,000円あればOKと判断して、楽天ペイアプリから楽天キャッシュをチャージしてみた。
アプリ最上部の「楽天キャッシュ」の数字の右にチャージボタンがある。初めてだが、簡単。
画像の上の赤丸。
楽天ペイを、利用者読み取りで使う場合、気を付けなければならない点がある。楽天ポイントおよびキャッシュで会計するなら、QRコードを読み取った後で、決済前に「すべてのポイント/キャッシュを使う」を自分でタップしなければならない。
画像の四角い赤枠のすぐ下にこのボタンがある。
これが、たまにしか使わない人間には、結構難易度高いのだ。二度ほど失敗して、カード払いにしてしまったことがある。今回は無事、決済ボタンをスライドさせる前にタップして成功。
無事楽天キャッシュで支払えたが、計算外も。
多少残っていた楽天ポイントが、ゼロになっちゃった。そうなのだ、「すべてのポイント/キャッシュを使う」場合には、優先順位がある。
期間限定ポイントが通常ポイントより優先されて使われるのと同様、楽天ポイントのほうが楽天キャッシュより優先される。
ちなみにこのポイント、最大2万2千程度あった。ポイントサイトの報酬を移行したもの。なくなるとちょっと残念。
ともかく、チャージしたキャッシュが余ってしまった。まあ、使い切るのに困るような性質のものじゃないが。
楽天市場でも使えるのだが、そちらで使うと損。やはりまた、オーケーストアでもって、楽天ペイで支払おう。
ところで、ポイントを使いたくない場合は、後で気づいたが、そうできる。
支払元を、楽天キャッシュにしておけばいいのだ。画像の四角い赤枠。
ただ、残高不足だと決済できないので、その場合はやはり、カード決済にしたうえで、「すべてのポイント/キャッシュを使う」を自分でタップしなければならない。
いろいろ書いてみて思ったけども、なかなか難しいですな。
楽天キャッシュのオートチャージができれば解決しそうだが、これは現状できない。
マスターすれば問題ないのだが、マスターする価値がどれだけあるかというと? でも0.5%の差をバカにしてはいけない。
さて、全然関係ない別の話をおまけに。
私は楽天銀行ユーザー。クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングの報酬を受け取る際、手数料が安いのだ。
だが、受け取るのはいいのだけど引き出すのが大変。
いっそ楽天銀行をメインにすれば手数料を無料にできるのにと思いつつ、今月もまた、引き出し手数料に悩まされている。
今回は15日に、少ない額だが報酬を振り込んでもらった。急ぎではないのでこれをゆうちょ銀行に移した。
手数料は168円なので、一般の振込手数料262円より安い。ただし1日掛かる。
今回は、プロミス口座作成でもらった5,500円が、15日にゆうちょ銀行に振り込まれているので、ナイスタイミング。
ただしゆうちょからメインバンクの三井住友銀行へは、自分で移さないとならない。
ゆうちょから7万3千円引き出そうとして、「73千円」を入力した。これ、普通のことと思うのだが。
そうしたら、千円札が73枚出てきた。
札束をもって慌ててコンビニATMへ。そうしたら、コンビニATMでは59枚しか入れられない。
14枚数えて、残り5万9千円を入金。もう1回入れてもいいのだが、今月のATM無料利用回数があと1回しかなかったので、やめました。
そんなライターの毎日。