PayPayなどのQRコード決済が時代を席巻している。
(※ この記事を書いた1年後にはもう尻すぼみになりました。Suicaは依然として元気です)
今まで現金決済だけだった店舗に、キャッシュレスが広がっているのは喜ばしいこと。
もっともQRコード決済は、機能面についてよりも、キャンペーンのインパクトのほうがすごいという印象。
本質的な機能としてもっとも優れている電子マネーは、Suicaだと思っている。
大規模店舗ではFelicaを先行して導入している。そして、Felica決済を導入している店舗では、QRコードは入れないことが多い。
だからPayPay祭りの前後を問わず、Suicaは非常によく使っている。
電車・バスに乗るためだけの道具ではない。
Suicaを、JR東日本系のカード(ビューカード等)からチャージをして使うと、チャージ時の還元率が1.5%。
これはなかなかすごい。
Felica電子マネーといえば、ポストペイ型のiD、QUICPayも便利だが、Suicaのほうが還元率が高い。
電車に乗るだけでなくあらゆる決済においてポイントがじゃんじゃん貯まる。
コンビニも、系列を問わず得をする。
ファミリーマートでは、Tポイントを提示してSuica。ローソンに行けば、dポイントを提示してSuica。
セブンイレブンでは、なにも提示せずSuica。これだって、今年7月からポイント還元率が半分になってしまうnanacoを使うよりずっといい。
モバイルSuicaなら、チャージも簡単にできる。レジに並んでいる間にだってチャージ可能。
さてそんな最強電子マネーSuicaで貯めたポイント、正確にいうとビューカード系クレジットカードで貯まるJREポイントなのだが、還元率の「1.5%」という数字は、貯めたポイントをSuicaのチャージとして使う場合のもの。
特にJR東日本エリア以外に住んでいる人にとっては、貯まったポイントをチャージして利用するのが普通だと思う。この交換方法があるからこそ、全国で損をせずに使えるのだと言ってもいい。
だが、地域は限るものの、さらに有利に使う方法がある。
それがJREポイントを、ルミネの商品券に換えること。商品券は有効期限なし。
商品券との交換自体は多数用意されているが、その中でもルミネは率がいい。
ルミネは首都圏にしかない(ジャカルタ、シンガポールにもあるそうだけど)駅ビル商業施設のため、この交換方法が便利な人の地域は限られてしまうのだが、ご紹介します。
ルミネの商品券も、基本の還元率はチャージの場合と同一。2,000ポイントについて、2,000円の商品券である。
だが、ポイントを多く貯めれば貯めるほど、交換率が高くなる。
次の通り。
- 2,000ポイント ⇒ 2,000円(還元率1.5%)
- 3,600ポイント ⇒ 4,000円(還元率1.67%)
- 5,200ポイント ⇒ 6,000円(還元率1.73%)
- 6,800ポイント ⇒ 8,000円(還元率1.76%)
- 8,400ポイント ⇒ 10,000円(還元率1.79%)
- 16,400ポイント ⇒ 20,000円(還元率1.83%)
- 24,400ポイント ⇒ 30,000円(還元率1.84%)
最大1.84%とは、かなり優れた還元率。
ポイントの有効期限は2年。
その間に概算で163万円Suicaを使う人なら、この交換率に届く。Suica以外にも、定期券・乗車券等をカードで決済した際なども含む。
そこまで行かなくても、月に24,000円Suicaを使う人なら、8,400ポイントに届く。これでも還元率1.79%。
ルミネは女性向きのファッションビルという印象を持つ人もいるかもしれない。
だがメンズも充実しているし、それにテナントには書店やCDショップ、雑貨やレストランなどいろいろあるので、使いみちには困らない。
貯めたポイントを有意義に使いたい人はいかがでしょうか。