私はクレジットカードやカードローン等について日々依頼を受けてライティングをしている。
最近は、このブログを通してチャレンジした自己アフィリエイトに目覚め、報酬を得るため次々クレジットカードを申し込んでいるところである。
知識と実益、両面において避けて通れないのが、個人信用情報。
個人信用情報は、クレジットやローンの、過去5年間の履歴である。日本に3社ある信用情報機関に記録されているもの。
クレジットカードが作れない人は、個人信用情報に傷があるのである。
私はここ4か月で4枚のカードを持ったところである。傷はもちろんないが、一度個人信用情報をきちんと精査しなければと思っていた。
今日、外出ついでに行ってきた。上野にあるJICCこと「日本信用情報機構」である。
もともとは、消費者金融系の信用情報機関だが、信販系、クレジットカード系も会員になっている。
ちなみに、外出先が新宿方面だった場合は、信販系のCICに行っていた。まあ、情報は相互に交換されているので、どちらでもよろしい。
上野駅の裏口である「入谷口」から徒歩10分。ちょっと遠い。鶯谷駅の南口からも10分。
住友不動産上野ビル5号館の9階が、お客様開示窓口。
ちなみに、別にこんな不便な場所にわざわざ出向かなくてもいい。郵送でも、スマートフォンでも開示ができる。
一度行ってみたかったというだけ。
近所やビルの写真など撮っていれば道案内になっていいのだが、雨のお陰であまり撮っていない。撮ったものも写りが悪くて。
ちなみに開示窓口の室内は撮影禁止、通話禁止だそうです。
まあ、血圧を下げるため歩くという理由もある。
行っただけのメリットはわずかにあって、直接行くと手数料が500円。スマホ・郵送での取得だと1,000円。
JICC階下の7階8階に、「シー・アイ・シー」という会社が入居している。これは、信用情報機関のCICとは何の関係もない。
偶然とは恐ろしいものだ。名前が一緒というだけなのだが、JICCの下にあるため併せてこちらに行く人がいるらしい。JICCの窓口にこれに関する注意書きがあった。
さて、情報開示は指定の用紙に記入して提出するだけ。ただし、運転免許証について、顔写真と持参者が一致しているか、ちゃんと確認をする。
引っ越し前の住所の情報があるかないか、併せて確認できる。私も念のため、昔の住所を思い出して書いてみたが、当時の情報はなにも出てこなかった。よく考えたら5年以上経っているから当たり前。
開示請求書の字は、丁寧にちゃんと書きましょう。殴り書きをしたら、窓口の男性が、判読しがたい字の横に綺麗に書き直してくれた。すみません。
夕方は混むそうである。幸い、昼過ぎなので10分程度で上がってきた。
受付にいる初老の男性、それからあとで不明点についての私の質問に回答してくれた女性ともども、とても親切。
株式会社とはいうものの、なんとなく役所っぽい機関だが、民間金融機関よりずっと親切だ。
さて内容。これは、いずれスキャンしてアップしようかと思う。以下の3枚セット。
- 信用情報記録開示書(ファイルD)
- 信用情報記録開示書(ファイルM)
- 照会記録開示書
ファイルDは、現に借りているキャッシングの記録。
今借りているのはクレジットカード2枚だけ。社名、契約日、金額、利用日、利用額、入金日などが書かれていた。
ファイルMは、クレジットの記録。
JICCの会員であるクレジットカードの利用限度額、(最新)利用日、残高、入金予定日などが書かれている。
4枚のカードの記録が載っているが、ファイルDに名前のあったJCBカードは出ていない。
クレジットカードのショッピング枠については、JICCは利用しないようだ。
驚いたことに、先月解約したクレディセゾン(セゾンカード)の名前がまだある。月をまたいだら解約が登録されるものだと思っていた。
このあたりは、クレジットカード会社次第のようである。
楽天カードは、先月限度額を引き下げたのだが、それが早速反映されている。対応が速いようだ。
東急カードも限度額を下げたが、こちらは反映されていなかった。
クレディセゾン、解約前の限度額は覚えていなかったが、100万円もあったのだ。
今月申し込んで取得したばかりのエポスカードは、この100万円の枠がそっくりあるものとして審査をしたわけだ。
流通系だから審査は厳しくないのだろうけど、ちょっと危なかったのではないかと思う。
そもそもクレジットカードの審査で、ショッピングの限度額をどこまで見るのか、それ自体把握しているわけではないけど。
気になったのは、このファイルMの末尾に、「保証・リース」などの項目がある。
「りそなカード」の、50万円の無担保保証が載っている。これは、りそな銀行のカードローンの保証会社である。
平成10年に契約したと記録にある。すごい昔。
ここ15年ぐらいは、このカードローンまったく使っていない。個人信用情報というものは、過去5年の情報を載せるものと理解していて、こうした昔のカードローンの存在は、表に出ないのかと思っていた。
使っていないとはいえ、これ、今後の自己アフィリエイトにとっては邪魔だな。
りそなカードはカード会社だが、商品自体は銀行カードローンだから総量規制(年収の3分の1までしか借入れができない、貸金業者の法的規制)は関係ない。
それでもこのローンの存在自体は、審査で見られ、確実に判断されるのだ。
自己アフィリエイトで消費者金融を契約して報酬をもらうのは来年の確定申告後にしようと思っているのだが、それまでにこのカードローン、解約しておいたほうがよさそうだ。
最後に、照会記録開示書。いわゆる「申込みブラック」を判断するもの。
申込みブラックは、続けて申し込むことで審査に落ちてしまうという隠語。クレジットカードでもカードローンでも、これはあり得る。
この開示書には、クレジットカードの申込み記録が載っている。
私の場合は4枚。順に、楽天カード、三井住友カード2枚、エポスカード。
エポスカードは今月だから無視するとして、三井住友カード2枚については、このJICCの開示書を見る限り、申込み記録だけがある状態である。
クレジットの利用記録はない。
先月の申込みだからなのか、それともJCBと同じく、キャッシング以外についてはJICCを利用していないのか?
別におかしくはないのだけど、これだけ見ると「カードを2枚申し込んで審査落ちした」状態にも思える。
ますます、よくエポスカード通ったなと思ってきた。
ちなみに、3月にある楽天カードの申込み記録だが、これが消えることが、次のカード申込みにおけるGoサインかと、勝手に思っていた。
だがここに名前がなくても、ファイルMを見ればカードの申込み日は丸わかり。
だから、申込み記録が消えるかどうかは、実のところさして意味がなさそうだ。
おかげで今日はいろいろなことがわかった。次のカード申込に当たっては、限度額を下げたいカードについては、早めに下げておこうと思う。
続編、CIC編です。